無題

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大蒜

全く勉強が手につかない。

 

今日は遅く起きて、ラーメンを食べて、夜ご飯の食材を買った。

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↑近所のラーメン屋。大蒜が効いていて美味しい

 

帰宅後、申し訳程度に民法のレジュメを眺める。

権利の濫用。権利能力。意思能力。行為能力。

訳の分からない単語が角膜に刺さってきて危ないので、素早くレジュメをしまった。

 

まぁ何とも情けない、哀れな学生の範とも言うべき存在であるか。

口の中に残る大蒜が、自分の不甲斐なさとだらしなさを思い知らせてくれる。

私は、それを振り払うように豆乳を飲み干した。

 

これで何となく4年間を過ごしていくのか。このままの自堕落な精神で社会へ出ようというのか。

私こそが、制限行為能力者なのではないのか。

 

未成年なので、本当に制限行為能力者ではあるのだが。

 

じきに梅雨も明ける。